山猿さんち

不幸や悲しみのほとんどは突然やってくる
災害も同じこと

しばらくは、いや長い間、その現実をじっと受け止めるしかない
ひょっとしてなんて事はない！　現実が事実

現実を十分に受け止めて、過去を振り返り、
自分は何をするのか、何をしたいのか、何が出来るのかを考えて動き出す
夢や希望なんてものではなく、それが悲しみや不幸を乗り越える手段
動き出す方向を見出すまでには、人によって時間がかかるだろう
それは、悲しみの大きさによるものかもしれない

向かう方向に、支えてくれる人がいると知ると大きな励みになる
自分は一人じゃないんだって

11日の春野町からの帰り道
東北太平洋沖地震をラジオ報道で知った
こんなにも大きな被害となる事は予想もしていなかった

連日のテレビニュース
被災者の顔は、当然、今はじっと現実を受け止めている顔
これから日常を取り戻すまでにはどの位かかるのだろうか
そして、徐々に、負けるもんかの顔になるだろうと信じる

家族との再会の映像を見る度に
その喜びがわかるだけにもらい泣き状態

一番の心配は、既に最愛の人を亡くしこの災害に合われた方
負けるもんかの顔となってほしいと祈る

さてさて、山猿さんよ　負けてはいかんぜよ